「平本蓮の試合結果、結局どうなったの?」
「朝倉未来との試合は勝ち?ドーピング疑惑の結末は?」
これらは、日本の格闘技界で最も注目を集めるファイター、平本蓮選手について多くの人が抱く疑問です。
SNSでの過激な発言と、それを裏付ける実力でファンを熱狂させる平本選手。特に2024年夏の「超RIZIN.3」での勝利は、日本中を揺るがす大ニュースとなりました。しかし、その後の報道や怪我による欠場など、情報の動きが激しく、正確な状況を把握しづらい方も多いのではないでしょうか。
この記事では、平本蓮選手の最新の試合結果から、過去のRIZIN・K-1での全戦績、そして気になる「その後」の動向までをわかりやすく整理しました。彼のキャリアを振り返りながら、その強さの秘密に迫っていきましょう。
平本蓮の最新試合結果:朝倉未来との因縁の対決
まず最も多くの人が知りたいであろう、あの「世紀の一戦」の結果と、その後の裁定について詳しく解説します。格闘技界の歴史が変わった瞬間でした。
「超RIZIN.3」での衝撃的な1ラウンドKO勝利
2024年7月28日、さいたまスーパーアリーナで開催された「超RIZIN.3」。メインイベントで行われた朝倉未来選手との対戦は、平本選手にとってキャリア最大の勝負論のある試合でした。
結果は、1ラウンド2分18秒、TKO勝利という衝撃的なものでした。
試合開始直後から、平本選手はキックボクシング仕込みの鋭い打撃プレッシャーをかけ続けました。サウスポーに構えた平本選手が放った左ストレートが朝倉選手の顔面を捉え、そこからの怒涛のパンチ連打でレフェリーストップを呼び込みました。
長年SNS上で舌戦を繰り広げてきた両者ですが、リング上での決着はあまりにも早く、そして平本選手の「完勝」という形で幕を閉じました。
ドーピング疑惑の真相と最終裁定
試合後、一部で平本選手のドーピング使用を疑う声や報道が上がり、大きな騒動となりました。素晴らしい勝利だっただけに、ファンの間でも不安の声が広がりました。
しかし、RIZINによる厳正な検査の結果、試合当日の検体からは禁止薬物は検出されず「陰性(シロ)」という判定が下されました。
この結果を受け、朝倉未来戦の勝利は覆ることなく、公式記録として確定しています。様々な憶測が飛び交いましたが、ルールに則った正当な勝利であったことが証明された形です。
2025年「THE MATCH 2」での再戦と怪我による中止
朝倉未来戦の勝利後、格闘技ファンの期待は最高潮に達し、2025年5月には東京ドームで「THE MATCH 2」として両者の再戦が計画されていました。
しかし、この試合は幻となります。平本選手が「外傷性肩関節不安定症」と診断され、手術が必要となったためです。
2025年の春頃に欠場が発表され、ファンからは惜しむ声が多く上がりましたが、選手生命を長く保つための勇気ある決断だったと言えます。現在は復帰に向けたリハビリ期間として、さらなる進化を遂げるための充電期間に入っています。
RIZIN(MMA)での全戦績と成長の軌跡
K-1から総合格闘技(MMA)へ転向して以降、平本蓮選手は決して順風満帆なスタートを切ったわけではありません。ここでは、苦難のデビューからトップファイターへと駆け上がった戦績を振り返ります。
苦いデビュー戦とMMAへの適応
平本選手のMMAデビューは2020年の大晦日でした。対戦相手は萩原京平選手。打撃のスペシャリストとして期待されましたが、MMA特有の寝技やタックルへの対応に苦しみ、TKO負けを喫しました。
その後も鈴木千裕選手に判定で敗れるなど、「MMAでは勝てないのではないか」という厳しい声も聞かれました。しかし、彼は諦めることなく、アメリカの有名ジムでの武者修行などを経て、着実にMMAファイターとしてのスキルを磨いていきました。
これまでの主なRIZIN戦績一覧(2024年7月時点)
- 2024.07.28 ○ 朝倉未来(1R TKO)
- 2023.12.31 ○ YA-MAN(判定 3-0)
- 2023.04.29 ● 斎藤裕(判定 1-2)
- 2022.11.06 ○ 弥益ドミネーター聡志(判定 3-0)
- 2022.07.02 ○ 鈴木博昭(判定 2-1)
- 2022.03.06 ● 鈴木千裕(判定 0-3)
- 2020.12.31 ● 萩原京平(2R TKO)
覚醒のきっかけとなったドミネーター戦
平本選手の評価を一変させたのが、2022年11月に行われた弥益ドミネーター聡志選手との一戦です。元DEEP王者であり、寝技を得意とする弥益選手に対し、平本選手は完璧なテイクダウンディフェンス(タックル防御)を見せました。
さらに、打撃ではダウンを奪うなど圧倒し、フルマークの判定勝利を収めました。この試合で「平本蓮はMMAでも強い」という事実を世間に知らしめ、トップ戦線への足がかりを作りました。
その後、元RIZIN王者である斎藤裕選手とは僅差のスプリット判定まで持ち込む接戦を演じ、YA-MAN選手との試合では冷静な試合運びで勝利するなど、試合ごとに目覚ましい成長を見せています。
勝率以上の「強さ」を感じさせるファイトスタイル
戦績だけを見ると、勝ちと負けを繰り返しているように見えるかもしれません。しかし、直近の試合内容は非常に高度です。
特筆すべきは、ストライカー(打撃系選手)でありながら、組まれても倒れない腰の強さを手に入れた点です。
「倒されなければ、打撃で勝てる」という自身の勝ちパターンを確立した平本選手。対戦相手からすれば、タックルに行っても切られ、スタンドで勝負すれば世界レベルの打撃が飛んでくるという、非常に攻略が難しいファイターへと進化しています。
キックボクシング(K-1)時代の輝かしい実績

MMAでの活躍が目立ちますが、平本選手のルーツは「新生K-1の申し子」と呼ばれたキックボクシング時代にあります。打撃技術の高さは、この時代の経験が基盤となっています。
世界王者ゲーオ・ウィラサクレックを撃破
K-1時代、最も世界を驚かせたのが、当時の絶対王者であったゲーオ・ウィラサクレック選手からの勝利です。2018年の「K’FESTA.1」で対戦し、日本人として初めてゲーオ選手からKO勝利を奪いました。
この試合で見せたコンビネーションとパンチの破壊力は凄まじく、当時19歳という若さも相まって、一躍スターダムにのし上がりました。
「K-1 WORLD GP」準優勝の実力
タイトルにはあと一歩届きませんでしたが、ライト級トーナメントでの準優勝も輝かしい実績です。特に、中国の強豪ウェイ・ルイ選手との激闘は、K-1史に残る名勝負として語り継がれています。
「K-1王者になる前にMMAへ転向した」という経緯がありますが、その実力は間違いなく世界王者クラスでした。
平本蓮というファイターの魅力とは
試合結果だけでなく、なぜこれほどまでに平本蓮という存在が人々を惹きつけるのか。その魅力は、リング内外での振る舞いにあります。
世界最高峰の打撃センス
技術面での最大の武器は、やはり「目が良い」と言われるディフェンス能力と、ハンドスピードです。相手のパンチを最小限の動きでかわし、その隙にカウンターを叩き込む技術は芸術的です。
MMAグローブはボクシンググローブより薄く小さいため、一発の重みが違います。平本選手の精密な打撃は、この薄いグローブと相性が良く、朝倉未来戦のよう一瞬で試合を決める決定力を持っています。
トラッシュトークとセルフプロデュース力
平本選手を語る上で外せないのが、SNSや記者会見での過激な発言(トラッシュトーク)です。対戦相手を徹底的に挑発し、世間の注目を集める手法は、海外のUFCファイターを彷彿とさせます。
「ただの悪口」と批判されることもありますが、それによって試合にストーリーが生まれ、会場が満員になるのも事実です。そして何より、「ビッグマウスを叩いた後に、実力で証明する」という姿勢が、アンチをもファンに変えてしまう力を持っています。
アパレルブランドの成功
彼は格闘技だけでなく、ファッションアイコンとしても人気です。自身のアパレルブランドも手掛けており、試合時のコスチュームや私服のセンスも若者から高い支持を得ています。
まとめ:平本蓮の試合結果と今後への期待

今回は、平本蓮選手の試合結果や戦績について解説しました。記事のポイントを振り返ります。
- 最新の試合結果は、朝倉未来選手に1ラウンドTKO勝利(2024年7月)。
- 試合後のドーピング検査は「陰性」であり、勝利は公式に確定している。
- 2025年5月に予定されていた再戦は、平本選手の肩の怪我と手術により中止となった。
- MMA通算戦績は、デビュー当初の連敗から巻き返し、現在はトップファイターの実力を持つ。
- K-1時代には世界王者ゲーオをKOするなど、打撃の天才として活躍した。
怪我による長期離脱は残念ですが、平本選手はまだ20代後半と若く、これからの成長が最も期待できる時期にあります。手術を経て万全の状態でリングに戻ってきたとき、また新しい「平本蓮劇場」を見せてくれることでしょう。
復帰戦が誰になるのか、そしてRIZINフェザー級のベルトに絡んでいくのか。これからも彼の動向から目が離せません。



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