レオナ・ペタス弟の加藤虎於奈(かとう・こおな)とは?元王者の経歴と引退後の現在

レオナ・ペタス弟の加藤虎於奈(かとう・こおな)とは?元王者の経歴と引退後の現在
レオナ・ペタス弟の加藤虎於奈(かとう・こおな)とは?元王者の経歴と引退後の現在
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K-1やKrushのリングで、その攻撃的なファイトスタイルと甘いマスクで人気を博したレオナ・ペタスの実弟、加藤虎於奈さん。兄であるレオナ・ペタス選手と共に「ペタス兄弟」として格闘技界の第一線を走り抜け、第8代Krushウェルター級王者という輝かしい実績を残しました。

レオナ・ペタス弟という肩書きだけでなく、一人のトップファイターとして多くの感動を与えてきた彼のキャリアは、一体どのようなものだったのでしょうか。また、プロ格闘家としての引退を経て、現在はどのような活動をしているのか気になっているファンの方も多いはずです。

この記事では、加藤虎於奈さんのプロフィールや戦績、そして兄レオナ・ペタス選手との深い絆、最新の動向までを詳しく紐解いていきます。格闘技ファンはもちろん、これから彼について知りたいという方にも分かりやすくお届けしますので、ぜひ最後までご覧ください。

レオナ・ペタス弟・加藤虎於奈(かとう・こおな)のwiki的プロフィール

加藤虎於奈さんは、レオナ・ペタス選手の4人兄弟の末っ子として生まれ、幼少期から格闘技に親しんできました。まずは彼の基本的なプロフィールや、珍しい名前の由来、そして兄との関係性について見ていきましょう。

加藤虎於奈の基本プロフィールと名前の読み方

加藤虎於奈(かとう こおな)さんは、1996年3月21日生まれ、埼玉県入間市の出身です。身長180cmとウェルター級の中でも恵まれた体格を持ち、リーチを活かした攻撃が特徴の選手でした。

「虎於奈(こおな)」という名前は非常に珍しいですが、これは本名です。一度聞いたら忘れないインパクトがあり、リングの上でもその名に恥じない力強い戦いを見せてくれました。ファンの間ではそのビジュアルの良さから「イケメンファイター」としても注目されていました。

現在はプロのリングからは離れていますが、その存在感は今なお格闘技界に残っています。長い手足から繰り出されるテクニカルな打撃は、多くの後輩選手たちにも影響を与えていると言えるでしょう。

兄レオナ・ペタスとの関係と「ペタス」の由来

加藤虎於奈さんは、K-1スーパーフェザー級王者であるレオナ・ペタス選手の実弟です。兄弟は非常に仲が良いことで知られており、共に同じジムで切磋琢磨してきました。

よく誤解されることがありますが、彼らはハーフではなく純日本人です。「ペタス」というリングネームは、兄のレオナ選手がかつて「青い目のサムライ」と呼ばれたニコラス・ペタス氏に師事していた際、その実力を認められて授かった名前です。

弟である虎於奈さんも、兄と共にその名前を背負い、家族の絆を象徴するものとして大切にしてきました。二人が同時にKrushのベルトを巻いた際には、格闘技界に「最強兄弟」の名を轟かせ、大きなニュースとなりました。

格闘技を始めたきっかけは「兄より先」だった?

実は、格闘技を先に始めたのは兄のレオナ選手ではなく、弟の虎於奈さんの方でした。小学3年生の時、父親に連れられて空手道場に通い始めたのがキャリアのスタートです。

最初は空手が嫌で仕方がなかったそうですが、試合で勝って表彰される喜びを知り、徐々にのめり込んでいきました。そんな弟の姿を見て、高校生だったレオナ選手も格闘技の世界に足を踏み入れることになったというエピソードがあります。

幼少期には兄弟で交通事故に遭い、虎於奈さんが重傷を負うという過酷な経験もしています。そんな困難を共に乗り越えてきたからこそ、二人の間には言葉では言い表せないほどの強い信頼関係が築かれているのです。

加藤虎於奈の基本データ

・本名:加藤 虎於奈(かとう こおな)
・生年月日:1996年3月21日
・出身地:埼玉県入間市
・身長:180cm
・主な獲得タイトル:第8代Krushウェルター級王者

加藤虎於奈の戦績とKrushウェルター級王座獲得への軌跡

プロデビュー以来、加藤虎於奈さんはその類まれなセンスで着実に勝利を積み重ねてきました。ここでは、彼の格闘技人生におけるハイライトとも言える、Krush王座戴冠までの道のりを振り返ります。

鮮烈なプロデビューと順調な勝ち上がり

加藤虎於奈さんは2017年12月、Krushの舞台でプロデビューを果たしました。デビュー戦ではいきなり1ラウンドKO勝利を収めるという、これ以上ないスタートを切っています。

オーソドックススタイルながら、スイッチ(左右の構えを入れ替えること)を自在に操り、相手を幻惑するファイトスタイルは非常に独特でした。特にカーフキックや高い打点の膝蹴りは、対戦相手にとって大きな脅威となっていました。

キャリア初期から「レオナ・ペタスの弟」として期待されていましたが、彼はそのプレッシャーを跳ね除け、自分の力でタイトル戦線へと駆け上がっていきました。その勢いは、当時のウェルター級戦線において台風の目となっていました。

悲願の第8代Krushウェルター級王座を奪取

彼のキャリアで最も輝いた瞬間は、2021年1月23日に行われたKrushウェルター級タイトルマッチです。当時の王者・山際和希選手に挑戦し、見事判定3-0で勝利を収めました。

この試合で虎於奈さんは、1ラウンドから強烈な右カーフキックで山際選手の機動力を奪いました。さらに最終ラウンドには飛び膝蹴りからの連打でダウンを奪うなど、圧倒的な実力差を見せつけての戴冠でした。

試合後のマイクでは、感極まって涙を流す姿が印象的でした。兄レオナ選手もフェザー級の王者であったため、Krush史上初となる「兄弟同時王者」という快挙を達成した歴史的な一日となりました。

強豪たちとの激闘と王座陥落の苦しみ

王者となってからの道のりは決して平坦なものではありませんでした。初防衛戦では、因縁のライバルである松岡力選手と対戦しましたが、接戦の末に判定で敗れ、王座を明け渡すことになります。

松岡選手とは以前の対戦で、虎於奈さんが反則勝ち(松岡選手の偶発的なバッティングによるもの)という不完全燃焼な結果に終わっていた経緯がありました。完全決着を狙った再戦での敗北は、彼にとって非常に悔しい経験となりました。

その後もトップファイターたちと凌ぎを削りましたが、怪我の影響もあり、なかなか思うような結果が出せない時期が続きました。しかし、負けてもなお前を向き続ける彼の姿勢は、多くのファンの心を打ちました。

対戦日 対戦相手 結果 備考
2021.1.23 山際和希 〇判定3-0 Krushウェルター級王座獲得
2021.4.23 松岡力 ●判定0-3 王座陥落
2022.4.3 野杁正明 ●2R TKO K-1ウェルター級のトップと激突

兄レオナ・ペタスとの固い絆と母に捧げた勝利

加藤虎於奈さんの格闘技人生を語る上で、家族の存在、特に兄であるレオナ・ペタス選手と、亡き母への想いは欠かせません。彼らがなぜこれほどまでに強く、そしてファンに愛されるのか、その背景に迫ります。

「最強兄弟」を支えた過酷な練習環境

レオナ選手と虎於奈さんは、単なる兄弟という関係を超えた、最高の練習パートナーでもありました。彼らは「LARA TOKYO」などのジムで、日々限界を超えるような厳しいスパーリングをこなしてきました。

レオナ・ペタス弟として常に比較される環境にありましたが、本人はそれを嫌がるどころか、兄を心から尊敬し、目標としていました。兄の背中を追いかけることで、自身の技術も飛躍的に向上していったのです。

試合会場では、お互いのセコンドに入り、熱烈なアドバイスを送る姿が定番となっていました。一人が戦っている時、もう一人が自分のこと以上に必死に応援する様子は、見る者の胸を熱くさせるものがありました。

癌で他界した母・奈々子さんへの誓い

兄弟が格闘技に打ち込む大きな原動力となっていたのは、2019年に癌で他界された母親の奈々子さんの存在です。彼女は闘病中も、息子たちの試合を会場で見守り続け、二人の活躍を誰よりも願っていました。

虎於奈さんがKrushのベルトを巻いた際、最初に言葉にしたのは母への感謝でした。「お父さんや、亡くなったお母さんにベルトを見せられて本当に良かった」と涙ながらに語る姿は、今でもファンの間で語り草になっています。

母が繋いでくれた家族の絆を守るため、そして母に恥じない生き方をするため、彼らはリングに立ち続けてきました。その精神的な強さこそが、ペタス兄弟の本当の武器であったと言えるでしょう。

セコンドから見た兄レオナの姿

虎於奈さんは、兄レオナ選手が武尊選手などの強豪と戦う際、常に一番近くでその背中を見てきました。兄がどれほどのプレッシャーを感じ、どのような努力を重ねているかを誰よりも理解していたのが彼でした。

兄が大きな怪我をした時や、試合に負けて落ち込んでいる時、一番に声をかけ、支えてきたのも虎於奈さんです。逆に、虎於奈さんが壁にぶつかった時には、レオナ選手が厳しい言葉で鼓舞し、引き上げてきました。

二人の関係は、単に仲が良いだけでなく、お互いを高め合える「戦友」のようなものです。この深い信頼関係があったからこそ、プロの厳しい世界で兄弟揃って王者という頂点に立つことができたのでしょう。

ペタス兄弟の感動エピソード

母・奈々子さんの命日は、レオナ選手がタイトルを獲得した日と近いなど、家族にまつわる不思議な縁が多いことでも知られています。兄弟が揃って「母のために」と戦う姿は、多くの格闘技ファンに勇気を与えました。

プロ引退後の現在は?BreakingDownへの電撃参戦で話題に

2024年に入り、加藤虎於奈さんはプロ格闘家としての第一線から退く決断をしました。しかし、彼の格闘家としての物語にはまだ続きがありました。現在の活動と、大きな話題となった新たな挑戦について解説します。

2024年に発表されたK-1 GROUPからの引退

加藤虎於奈さんは2024年2月、長年主戦場としてきたK-1およびKrushからの引退、そして所属ジムの退会を自身のSNS等で発表しました。多くのファンにとって、まだ20代という若さでの引退は衝撃的なニュースでした。

引退の理由については、度重なる怪我や、自分の中で納得のいくパフォーマンスができなくなったことなど、複雑な思いがあったようです。プロとして最高の姿を見せたいという彼なりの美学ゆえの決断だったのかもしれません。

一時は格闘技から完全に離れるのではないかとも囁かれましたが、彼は「格闘技が大好き」という気持ちを忘れてはいませんでした。プロという形ではなくても、何らかの形で関わっていきたいという意向を示していました。

「BreakingDown 17」への参戦でファンを驚かせる

引退発表からしばらく経った2025年9月、加藤虎於奈さんは驚きの行動に出ます。日本中を席巻している1分間最強を決める格闘技イベント「BreakingDown 17」への参戦を表明したのです。

レオナ・ペタス弟であり、元Krush王者という超大物ファイターの参戦に、BreakingDown界隈は騒然となりました。対戦相手は、プロボクシングで豊富なキャリアを持つ「ほっそん」選手に決定しました。

記者会見では、元プロ王者としての余裕を見せつつも、「格闘技を盛り上げたい」という熱い気持ちを語りました。プロ引退後も、彼の闘争本能は衰えておらず、新しいステージで自分の力を試したいという純粋な想いが伝わってきました。

引退後の活動と指導者・プロデューサーとしての道

現在はBreakingDownなどのイベントに出場する傍ら、後進の指導や格闘技に関連するビジネスにも関心を持っているようです。プロ時代に培った高度な技術や、王座獲得の経験は、非常に価値のある資産です。

自身のSNSでは、ファンとの交流を続けながら、健康的なライフスタイルやトレーニングの様子を発信しています。プロ時代のストイックな姿とは少し違う、リラックスした彼自身の言葉に多くのファンが惹きつけられています。

また、兄レオナ・ペタス選手のサポートも継続しており、チームの一員として格闘技界に関わり続けています。彼が今後、指導者としてどのような選手を育てていくのか、あるいはプロデューサーとしてどのような仕掛けをしていくのか、期待が高まっています。

加藤虎於奈選手は、プロ引退後もそのカリスマ性を失っていません。BreakingDownへの参戦は、彼にとって「第2の格闘技人生」の幕開けとも言える、刺激的な挑戦となっています。

加藤虎於奈がファンに愛される理由とSNSで見せる素顔

加藤虎於奈さんは、その実力はもちろんのこと、人間的な魅力に溢れた人物です。なぜ彼がこれほどまでに多くの人々に支持されているのか、その理由をSNSでの活動や人柄から紐解いていきましょう。

甘いマスクとアグレッシブなファイトスタイルのギャップ

彼の人気の最大の理由は、何と言ってもそのルックスとファイトスタイルの「ギャップ」にあります。端正な顔立ちからは想像もつかないような、激しい打撃戦を好む姿勢が多くの観客を熱狂させました。

リングに上がると、虎のような鋭い眼光で相手を圧倒し、一瞬の隙を見逃さずに畳みかけるスタイルは、まさに「虎於奈」の名にふさわしいものでした。この野生的な強さと、試合後の穏やかな笑顔のコントラストが、女性ファンだけでなく男性ファンをも虜にしてきました。

また、どのような状況でも決して逃げない、真っ向勝負を挑む精神性も高く評価されています。負けが込んでしまった時期でも、彼の試合に期待を寄せるファンが減らなかったのは、その戦いぶりに「嘘がない」からです。

SNS(Instagram・X)で発信される飾らない日常

加藤虎於奈さんはSNSを積極的に活用しており、ファンとの距離が非常に近いことでも知られています。X(旧Twitter)やInstagramでは、試合の裏側だけでなく、プライベートでの何気ない日常も公開しています。

特におしゃれな私服姿や、趣味の活動、愛犬との写真などは「かっこいい」「癒やされる」と評判です。格闘家としての厳しい一面だけでなく、一人の青年としての等身大の姿を見せることで、ファンは親近感を抱いています。

また、ファンからのメッセージに対しても丁寧に反応することが多く、その誠実な人柄が伝わってきます。こうした地道な交流が、彼を支え続ける根強いファン層の形成に繋がっていると言えるでしょう。

「仲間思い」で知られる誠実なキャラクター

彼を知る多くの関係者は、虎於奈さんのことを「本当に性格が良い」「仲間思い」だと評します。ジムの仲間が試合で勝てば自分のことのように喜び、負ければ寄り添って共に涙を流す、そんな心の温かさを持っています。

兄レオナ選手との絆はもちろんのこと、後輩選手へのアドバイスも的確で優しく、多くの選手から慕われています。プロ引退時に多くの惜しむ声が上がったのも、彼の技術だけでなく、その「徳」の高さゆえでした。

自分の利益だけでなく、常に周囲のことや格闘技界全体のことを考えて行動する姿勢は、現在のBreakingDownなどの活動にも反映されています。彼の誠実なキャラクターは、場所を変えても変わらずに輝き続けることでしょう。

公式SNSアカウント情報

加藤虎於奈さんの最新情報は、以下の公式アカウントからチェックできます。トレーニング風景やプライベートな投稿が満載です。

X(旧Twitter)@321kona
Instagramk.ona321

レオナ・ペタス弟・加藤虎於奈のこれまでの歩みまとめ

まとめ
まとめ

ここまで、レオナ・ペタス弟として、そして一人の偉大なファイターとして格闘技界を彩ってきた加藤虎於奈さんについて詳しく紹介してきました。

加藤虎於奈さんは、兄レオナ・ペタス選手と共に歩んできた格闘技人生の中で、Krushウェルター級王者という大きな勲章を手にしました。その過程には、亡き母への深い愛情や、交通事故の後遺症を克服した強靭な精神力、そして兄弟の固い絆がありました。

2024年に一度プロの舞台を退いたものの、2025年にはBreakingDownへの参戦という形で、再びファンの前に姿を現しました。形は変われど、彼の「格闘技に対する情熱」は今なお燃え続けています。以下に今回の記事のポイントをまとめます。

・レオナ・ペタスの実弟で、元Krushウェルター級王者(第8代)。
・純日本人であり、「ペタス」の名はニコラス・ペタス氏から授かったもの。
・兄よりも先に空手を始め、兄弟で切磋琢磨して史上初の「Krush兄弟同時王者」を達成。
・母の他界や怪我を乗り越えて戦う姿が、多くのファンに感動を与えた。
・2024年にプロを引退したが、現在はBreakingDownへの参戦などで活躍の場を広げている。

加藤虎於奈さんの物語は、まだ終わっていません。新しいステージで挑戦を続ける彼の姿は、これからも私たちに刺激と勇気を与えてくれるはずです。今後の彼の活動にも、ぜひ注目していきましょう。

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